2019年8月7日水曜日

EY Equestrian 2019年 夏

こんにちは。

久しぶりの投稿です。

日本の夏はとにかく蒸し暑く、乗馬も大変かと思います。皆さんの愛馬は元気でしょうか?この場を借りて暑中お見舞い申し上げます!!

ヨーロッパも夏真っ只中! 先月は40度近くにまで気温が上がった週もありました。

ビッグなアウトドア競技が毎週のようにあちらこちらで開催されています。
ローカル競技会も無数の数!
実に様々な経験、見分を得る事が出来るのがヨーロッパ馬術界の大きな魅力でもあると言えます。
レベルを問わず、世界中から馬術愛好家たちが募り、競技経験を積むため、馬を探すため、あるいは単に趣味である乗馬、馬術を楽しむ為など様々な目的を持った人々に出会うことが出来ます。

この夏は私自身もイスラエルからのクライエント様をお世話させて頂いています。

かつてイスラエルでお仕事をさせて頂いたファームのオーナー様で、4~5頭の馬を連れてオランダに滞在し、定期的に競技会参加されています!

イスラエル国内にはない競技スケジュールとトレーニング競技会などを利用して、何よりも楽しんで頂いています!!

日本の皆様にも是非経験して頂きたい事です!!


さて、昨年の末にスタート致しました、オンラインサービス、<EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング> には馬術セオリー、トレーニング理念、トレーニングテクニックなどのテーマ、海外アーティクルの日本語訳等 現在約75のコンテンツが上がっています。またご希望の方には個別コーチングもさせて頂いています。

これらの中には様々なヒント、トレーニングの考え方が詰まっています。

実際には、あるいは現実的には、いわゆる ”頭でっかち” で腕はそこそこという人がたくさんいます。逆に(特にジャンピングに多いかと思いますが)腕は良いけど、知識や理論に乏しい人も大勢いるかと思います。
いくら知識をためた所で出来なければ本当に分かったことにならず、出来るけど知識不足であれば、馬が変わればできなくなったり、年齢を重ねるほどできなくなったりと、どこかで頭打ちすることも多々出てくるでしょう。もちろん経験が大切なんですけれどね。

という訳で、いずれにしろ知らないよりは知っていた方が当然良いわけで、役に立たせるかどうかはその人にかかっています。

以下がコンテンツ一覧です。



日本の皆様に微力ながらお役に立てて頂きたいという趣旨でスタートし、オランダから継続しています。ご関心頂ける方々のご参加を心よりお待ちしております!







2019年5月2日木曜日

サドルメーカーSeaBis (ドイツ)

こんにちは。今日の話題は”馬具”。

実に豊富なサドルメーカーが存在し、その価格もびっくりするほど高額な今日この頃。
人気のメーカーサドルの価格は最低でも3.000ユーロはしますね。

そんな中、あるドイツのサドルメーカーのご紹介をしたいと思います。

品質とリーズナブルな価格

日本への手配可能です!

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Sea Bis


会社名 "SeaBis"は馬Seabiscuit(シービスケット)に由来します。アメリカの歴史の中で最も伝説的な競走馬。 Seabiscuitは1930年代に壮観な方法で最も成功しました。

SeaBisの人々は彼らが彼らの製品でこの名前を選んだように、Seabiscuitにとても熱心です。 SeaBisは持続可能性と高品質の製品を保証します。

SeaBisサドルはRuiz Diazによって製造されています。 Ruiz Diazは、品質、フィット感、耐久性、そして素晴らしいツリーで知られています。サドルツリーは特別にデュポンによって設計されている柔軟なプラスチック繊維のツリーが装備されています。サドルツリーの解剖学的デザインは、馬とライダーの間の最適な接触と快適さを保証します。

サドルシリーズのほぼ全体が新しい互換性のあるX-Changeシステムで利用可能です。サドルツリーの幅は、次の方法で調整できます。交換可能なヘッダこれにより、馬のサイズや構造が変わった場合にサドルをさまざまなサイズに調整できます。夏/冬の影響、またはリハビリや怪我の後を検討してください。ツリーのサイズは狭いものから非常に広いものに変えることができます。


SeaBisサドルは3種類のサドルラインで構成されているため、パネルの種類によって、成形ラテックスフォーム(Bayflex)または合成ウールフィリング(AMS)があります。

サドルは黒とダークブラウンのサイズがあります。ポニー、15 "から18"インチ。


サドル価格
サドルの価格は要望に応じて調整されています。特に明記されていない限り、革の種類、色の装飾などを除きます。

現地最低価格 税別 €1800.00

公式サイトはコチラ

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鞍の他、腹帯、頭絡、補助道具、チャップス等も販売されています。





2019年3月23日土曜日

オンラインコーチングで成果が出るのか?

こんにちは。

昨年11月末にスタートした、日本初オンラインスタディ&コーチング。
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1

馬術のセオリー、考え方、トレーニング方法論、馬の健康管理の為の知識など、欧米でのコーチングを日本語でお届けし始めてから5か月が経ちました。

メンバーの皆さんのレベルやバックグラウンドはバラバラです。
活用方法はメンバーさん次第!単に受け身でコンテンツを読むだけの方もおられますが、
中には個別でどんどんと質問を投げかけてくださるメンバーさんもいらっしゃいます!


そんな中、活字と動画からどれだけの成果を出せるのか?

成果が表れ始めています!


あるメンバーさんからは、

何時も貴重な情報をありがとうございます。これまでの中で特に興味を引かれた事が2点あります。1点目は馬術に対する考え方。2点目は後肢の動きについてです。すぐには成果や結果が出るものではありませんが、普段のトレーニングも変わってきました。

というお声を頂いています。


また、個別コーチングをさせて頂いているメンバー様から本日頂いたメッセージは、

毎日毎日ほんの少しですが自分の中で進歩感じていて楽しいです。

というもの。

個別コーチングではビデオをお送りいただき、様々な指摘と考え方を導く為のコンテンツのご提供をしています。

”知っている”という事と、”本当に理解している”という事の間にはズレがあります!

結局は出来るようになった者勝ち!!

その為のルートづくりを的確にするためにはどうするべきなのか?


考え方の違いは、乗り方に違いを生みます!


帰国の際はクリニック、レッスンを企画したいと思っています。



EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1

2019年2月27日水曜日

日本のタブー?

こんにちは。

今日もEY Equestrianオンラインスタディ&コーチングからの話題です。
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1


このオンラインスタディ&コーチングは、「もっと馬の理解を深めたい」、「乗馬、馬術の事をもっとよく知りたい」、「上達の為、トレーニングの為の知識を得たい」、と言った意欲旺盛な方々がレベルや立場に関係なく、所属クラブの枠を超えて日本全国からご参加いただいているコミュニティでもあります。

様々なテーマでのコンテンツ内容は欧米からの乗馬、馬術トレーニングに関するものです。基礎的なセオリーから方法論、ビデオでの解説の日本語要約を含みます。



海外での馬術の世界は実にインターナショナル!
私自身の周りにも、交流ある人々は、オランダ人、ドイツ人、フランス人、アメリカ人、スウェーデン人、デンマーク人、アイルランド人、イギリス人、イスラエル人、スイス人、ベルギー人、フィンランド人、アラブ人、etc.、、、、、、、、。


さて、島国である日本。国内でのシステムや掟がオープンでない環境を作り、閉ざされた日本というマイワールドを形成してしまっている様な印象を受けてしまいます。

世界から見た日本という点だけでなく、日本国内での各クラブのあり方も同様、閉ざされているというお声を頂きました。



さて、閉ざされているという事が、良い事なのか悪い事なのか?


先日グループ内でのある乗馬の技術的なディスカッションの中で、以下の様なお声が上がりました。

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今まで この手の「感覚の話」馬業界では 結構タブー
大先生なる人が 「俺のやり方だ!」的な押し付けで 議論なんてとんでもない!! 空気が流れていました


それを オープンな場で 話し合えるって素晴らしいと思う
トレーナーの質 方法論 クラブのあり様
SNSを通して 知る機会が増えたことに感謝と同時に

指導者の質の向上に 少しでも資してほしいものです


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つまり、いかに顧客を囲い込むシステムを構築するかによってのビジネスであり、良質の技術を提供する事によって顧客を獲得するといったビジネスにはなっていない所が多くあるのでは?と考えられるわけです。 そうであれば健全な形とは言いにくい、、。



先日、某クラブが誇らしげに、数十組の人馬を一斉部班レッスンしている動画を公開していたのを偶然拝見しました。
これを見たドイツ人の友人は、苦笑いして「ある意味すごい、、。」と一言。
Nothing to do with horse riding ,,.(乗馬の本質からずれている)とも。

しかしこれを望む顧客が多く存在する限り、このビジネスの形は成り立つわけです。

顧客側がこれしか知らなければ、、
これが彼らにとっての”常識”なのでしょう。


もう少しまともに馬に乗る事に興味をもってくれる人が増えないものか?

といった事も耳にしました。


需要と供給がこういう形であるわけですが、これは自然に生まれた需要なのか、ビジネス上意図的に生み出された需要なのか?


一体どうすれば日本の乗馬マーケットの質の向上をはかれるのか? と考えさせられる意見交換やメッセージがしばしば届けられます。

遠野産馬のセリにおける馬のプレゼンテーションから考えさせられることなどもテーマになっています。


欧米諸国と日本にあるこれらのズレは、すべて知識不足、経験不足、勉強不足、十分に知らないという事が根本にあり、その上にビジネスを構築しようとした中から生まれる”歪み”は、タブーになったり、あえて語られることが無かったり、という風に力を持った者に”ふた”をされる形になっているのかもしれません。

今の時代、より多くの人々が自由に海外へ出ていったり、インターネットによりグローバルに情報を得たりできてくれば、その”ふた”はいずれ開かれることになるでしょう。



日本人は世界的にも優秀であるはずだと思っています。
にもかかわらず、乗馬、馬術の国内全体での捉えられ方、レベルがなかなか変わらない現状があるのではないでしょうか?

出来る限り多くの人々に ”目を開いて” 頂きたいと願います。



EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1























2019年2月19日火曜日

インストラクターが持つべき最も重要な要素

乗馬が大変人気の高いスポーツである米国においての記事のご紹介です。

サービス提供側の見方と、顧客側の見方を示しています。

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乗馬インストラクターが持つべき最も重要な要素は何ですか?

数ヶ月前、私たちは「乗馬インストラクターが持つべき最も重要な要素は何ですか?」という質問を私たちのFacebookページとLinkedInのディスカッションの両方に投稿しました。それらのいくつかを見てください。

最も興味深かったことの1つは、専門家からの回答とクライアントからの回答の違いでした。


専門家からのコメント - 

「うわー、なんて質問だ。 第一に、インストラクターは資格を持っているかどうかに関わらず、彼らが何をしているのか知っているべきです。第二に彼らは教える方法を知っているべきです。自ら乗ることが出来るという事が、必ずしもそれを誰かに伝えることができるという意味を持ちません。第三に、忍耐です。もちろん他にもありますが、他の人がコメントする余地を残します。」

「創造性が重要だと思います。私は私の生徒達に精いっぱい指導しますので、常にエクササイズを面白くするために動いています。さらに、私は自分の言葉や方法を各クライアントの学習スタイルに変更する必要があります」

「私は彼らの目標と欲求を聞き、そして彼らが望むものを得るのを助けるために指導スタイルを合わせることがどれほど重要であるか気付きました。私は子供のためにグループレッスンをします。そして、彼らは本当に彼らが望むものをまだ知りません。しかし単独の大人のレッスンは全く別です。」


「私は大人に乗馬を教えています。最初に私が彼らに尋ねるのは、これらのライディングレッスンからの彼らの期待と目標が何であるかです。目標を設定しているのであれば、例えば、ポロが出来るようになりたいという希望であれば、自分たちがやり続けられるようにレッスンを調整することができると言います。私は彼らが最初の日にポロボールを打つことを期待していません。しかし、私は基本から始めて、そして彼らが彼らの最初ポロレッスンへ行くときに、それがどのように後で役立つかに結び付けることができます。それは、楽しさ、興味、そして安全性のすべてです。」

「人間とウマの両方のバイオメカニクスに関する実用的な知識」


「これは本当にあなたのビジネスモデルによって異なります。専門家として、私たちは企業の基本的な幸福に貢献する必要があります。グループでアマチュアを教えるには、一組のスキル(一顧客を追い払わないなど)が必要ですが、深刻な競技選手を教えるには別のスキルが必要です。あなたの会社が両方の種類のクライアントを持つことができるくらい大きいならば、あなたのグループAのためのあなたの人気インストラクターにグループBを教えさせたり、その逆をすることを間違えないでください。私達の納屋は何年にもわたって馬術選手権に200人以上の子供を連れて行きました。この仕事を成し遂げるために私達は両方の種類のインストラクターを必要とします、そして我々はそれらを混同しません。これ以上のことは考えていません。


講師が持つことができる最も重要な特徴は性格だと私は思います。それは、馬と生徒の両方に共感を与える能力、人道的で安全な(馬と人間の両方にとって)原則に従うことへの情熱とコミットメントを持ち、近道や金銭のための疑わしい慣行に屈することのないことを意味しますその理由から、お金はいつもあらゆる言い訳の中心でもあるけれど。



生徒やアマチュアライダー、顧客側からのコメント

“間違いなく忍耐!特に私に指示するときは!!”

「各馬を個人として扱い、ライダーを理解するためには、忍耐は美徳であり、ユーモアのセンスです!笑"

「何が起きているのか理解し、そして大きな声で指示してもらう事。」

「馬とライダーの両方に安全なライディングの練習を教える責任があります。
またそれは、あらゆる状況での結果を予測できるようにするため。」

「生徒の馬に乗ることができる技量がある事、情熱、誠実さ、そして能力」

“忍耐”

「自我や傲慢は許されません。クライアントとして、私達は私達自身が望むのと同じ形質を私達のインストラクターの中で探すと思います。」

「重要なのは、彼らが本当に教えることを愛し、生徒が学んで成長するのを見て喜ぶことです。」

「インストラクターが何をしているのかわからなければ、馬のビジネスは出来ません。自分の知識レベルについて現実的であり、適切に教える必要があります。  「知らない」と言える事を恥ずかしいこととは絶対にしないでください。 正直に!もし生徒を助けることができないなら(そしてあなたはそれを知っています)彼らの時間(あるいはあなたのもの)とお金を無駄にしないでください。」

「私は教育を受けた知識豊富な、コミュニケーションをとり、私に挑戦できる講師が好きです。私は私の馬を持っているで、私の馬のトレーニングの能力のある講師を選びます。」

"尊敬!!!!"


「明確かつ簡潔な指示を与え、忍耐強くなる能力。また、それぞれの個々のライダー/馬に適応できる事です。何人かのライダーはプッシュする必要があり、他のライダーは同軸に入れる必要があります。さらに、いくつかの馬は鉄の拳が必要があり、他の馬は軽いタッチが必要です。それで、適応性はおそらく私が考える最大の特徴です。」


「彼らは、見下したり、判断を下したりするべきではありません。彼らは少なくともあなたのレッスンに現れるべきです。そして、あなたが彼らに具体的な何かを学ぶのを手伝うように頼むならば、彼らはどのようにそれを助けるのか知っているべきです。」

“誠実さ.....あなたがパートナーとしてぴったりの馬を見つけるのを手助けします”

「優秀な講師は、教えるのに必要な知識を持っていなければなりません。優れた教師は、各生徒に合わせて教える方法を変えることもできます。彼らは単に批判し批評するのではなく、学生が学び成長するのを助けるために彼らの学生の問題を引き受けます。卓越したインストラクターは、前向きな学習環境を育み、学生との強い関係を築きます。」

“優れたインプット!ライディングスキルをより小さなタスクに分解し、論理的に進行させることもできるはずです。彼らは自分が教えているスキルについての方法や疑問に答え、彼らがしていることを視覚化することによって抽象的な概念をより具体化する方法をライダーが見つけるのを助けることができる必要があります。 ”


そして最後に、これらのコメントを見た人のコメント

「ああ、私は先生側を哀れに思います。真剣なライダー?、何年も馬のレッスンで決して涙を流さなかったなら、それは一度も苦労がなかったという事です。...楽しみはハードワークの後に来ます。サンデーライダーは、経験の浅いライダーとの付き合い方を教えられた馬で、シンプルに楽しんで先生のいう事を聞くべきです。素晴らしいライダー育成は一晩では起こりません。」

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最後の一言が結論でしょう!!

EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
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2019年2月17日日曜日

日本の馬業界は閉ざされている?

こんにちは。

EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1

学習の為のコミュニティーでもある、オンラインスタディ&コーチングの中で、メンバー様から色々とお声を頂きます。日本の馬社会に対するご意見なども寄せられています。

あるメンバー様から以下の様なお声を頂戴しました。

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高額な乗れない馬を買わされてしまったという話を聞きます。
日本の馬業界は閉ざされていて、トレーナーもお山の大将というところが多いのが現状のように思います。

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詳細が分からない限り何とも言えませんが、私には上記の状況はどっちもどっちの様に感じられました。

あまり馬を良く理解していない人に、ある意味故意に騙す形で売ったのであれば、売り手の人間性を疑ってしまいますが、ひょっとすると売り手にも乗れない馬だとは思わなかった可能性もあるわけです。

一方、買い手は勉強不足で他力本願であり、信頼するべき人の選択を誤った、または技量を測り間違えたと言えます。


こういった状況がもし珍しくないのであれば、非常に残念な事ですね。


業界が閉ざされている故の問題なのか?
これは一つの大きな要素と考えられるでしょう。
しかし残念ながらこの環境が明日変わることは有りません。


たった一つの改善の道は、
個人個人がしっかりと考えて、馬の事も勉強している事だと感じます。

正しい知識を持っていれば、あるいは映像から馬はどのようにあるべきかなどを、出来る出来ないに関わらず知っていれば、その先生の技量を測ることも出来てくるでしょう。つまり、より信頼できる人を選ぶ確率を上げる事に繋がります。

生徒、顧客側が ”サービスを受ける受け身態勢” で、言われることすべて鵜呑みするだけでは、問題が起こりかねない様に感じます。

生徒、顧客がしっかり勉強し、考えをもって先生とのコミュニケーションをとるという、ごく自然で当たり前な健全な形が必要なのではないでしょうか?
生徒側がそうであれば、教える側はうっかり変な事が言えなくなっていきます。
教える側も色々と学習するようになるでしょう。

ここに ”健全な切磋琢磨する環境” が生まれます。

これが、そのクラブ全体の形となり、またクラブの枠を超えた日本全体の形になる必要があるのではないでしょうか?

一人一人が純粋に学ぶ事が大前提です!



さて、あまりまだ何もわからない時、一体どこから学べばよいのか?

私たちは本当に良い時代に生きています。
このインターネットの時代、情報は山のように手に入るわけです。

最近ではネットでの馬の売買も国境を越えて、国際的に行われています。
あるいは様々な知識を得ていくことも可能です。
私自身、例えば馬の健康上の問題などが発生すれば、かかりつけの獣医師の診断の他、ネットでの情報収集なども行い、それについて獣医師と再度相談するなどといった事をする場面も出てきます。ごく自然な、普通の動きだと思います。
獣医師も ”選ばれる獣医師” になるための知識と経験を積むことになります。


日本の良い所もたくさんありますが、この様に閉ざされた環境、閉鎖的な所はもはや改善していかなければ、国際的な流れから取り残されていくような気がしてなりません。

まずは、出来る事から!
皆さん一人一人の、”学ぶ意欲” にかかっているのではないでしょうか?


EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング のコンテンツ内容は全て欧米からのものを日本語でかみ砕いて解説したものです。
馬術先進国での教育を日本へお届けしています。

 






2019年2月15日金曜日

障害馬術の成功の基盤

EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1

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障害飛越を目指している方へのメッセージとしての記事をシェアします。
人馬の安全の為、是非ご参考にしてください。

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いまだに障害飛越を、”単に馬を走らせて障害物へ向かって飛越させるだけ” の感覚と知識で行っている人は大勢いるかもしれません。

このやり方では、人馬共に常に”不安”を抱えることになり、自信を持つ事からは程遠いものになるだけではなく、実際に大きな事故、怪我を負う事になってしまいます。


中にはそれでもある程度のレベルまで跳んでくれる馬もいます。
しかし、それだけでは馬術の技術や技量を上げる事に注目する事よりも、そういった馬との巡り会いを求める事に重点が置かれるようになるでしょう。
(誤解のない様に。乗り手に必要なレベルの馬選びは大切です!)

能力のある馬を求める事が誤りであると言っているのではありません。実際に非常に大切な事です。しかし、その事だけに依存する事はそもそもの馬術の概念から少しズレてしまうのではないかという事です。

これまでのコンテンツの中でも散々述べてきたように、ドレッサージの基礎は障害飛越においても重要な基盤となります。
これらの基礎トレーニングの入った馬であれば、より安全に、より高度な障害馬術が可能になるでしょう。何よりも人馬が自信を持つことを可能にします。

では、実際にドレッサージの知識がどの様に障害馬術において活用されるのでしょうか?
ひょっとすると大きな驚きを感じられるかもしれません。
アメリカンスタイルというものが存在する米国での記事を取り上げます。

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1956年のオリンピックまでの期間中、ヨーロッパの馬とライダーは一貫してアメリカ人を凌駕していたと彼の著書 『Frank Chapotでの勝利』でアメリカ史上最も成功したショージャンパーが説明した。
第二次世界大戦後に合衆国に移住した(そして最終的に合衆国馬術チームのためのショージャンプコーチになった)Bertalan deNémethy、元ハンガリー騎兵将校との共同作業を始めたのはそれが初めてでした。

deNémethyがChapotとアメリカのチームに教えたのは何だったのか?

「バートは私に馬場馬術とキャバレッティの運動を紹介し、彼が教えていた馬場馬術のテクニックを通して、私は馬にもっと深く座り、必要なときに後ろから Impulsion 弾性 を生み出すことを学びました」とチャポットは書きました。


Bert deNémethyは、成功したすべての馬術トレーニングの基本的な構成要素は、何世紀にもわたる実証済みの原則に基づいていることを知っていました。ジャンピングでは特に重要です。
これらの原則の多くは、今日私たちが「トレーニングスケール」と呼ぶものに含まれています。

このトレーニングアプローチの起源はHeeresdienstvorschrift H.Dv.に含まれています。 12. 1937年に再び更新され、これはドイツ騎兵隊の訓練マニュアルとして役立ちました。
今日のトレーニングスケール(またはトレーニングピラミッド)の先駆けは、1940年、Mittler und Sohnによる、Siegfried von Haugkの著書、The Training of Rruitsに掲載されています。しかし、「Skala der Ausbildung」という用語が登場したのは1950年代まででした。 現在、トレーニングスケール( "Training Scale"として翻訳された)が使用されるようになりました。

Haugkは、今日使用しているトレーニング目標を定義しました。
・Takt(リズム)
・Losgelassenheit(さまざまな翻訳の結果、弛緩またはしなやかさがもたらされる)
・Anlehnung(コンタクト)
・Schwung(インパルジョン、弾性、衝動)
・Geraderichten(真直度)
・Versammlung(コレクション)

これらの要素の命名や順序に多少の違いがあると主張する人もいます。これは、トレーニングスケールの各要素が他の1つ以上の要素と連携して機能するためです。 1つの要素が単独で使用されることはありません。さらに、ピラミッドまたは「ビルディングブロック」として説明されることがよくありますが、それらは前の要素の完成時にのみ従うことができるステップと見なされるべきではありません。

トレーニングスケールにはいくつかのバリエーションがありますが、米国馬場馬術連盟はそれを次のように要約しています。
・リズム ー エネルギーとテンポ
・弛緩 ー弾力性としなやかさ
・つながり ー扶助の受け入れによるハミの受け入れ
・インパルジョン ー エネルギーと推力の増大
・真直度 ー調整とバランスの向上
・コレクション ーエンゲージメントの向上、フォアハンド(前方)の軽さ、セルフキャリッジ

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障害馬術用の馬の日々のトレーニングにおいて、これらの要素に注目する事が出来るべきです。
個々の馬の状態、バックグランド、年齢、用途などによって、今その馬がどういうトレーニングを必要としているのか?トレーナーは把握した上で、トレーニング方法を決断します。

・リズムは、ジャンピング走行で最も重要で基盤であり、馬が自然に維持できるように。
・しなやかさは、走行中のあらゆる場面で馬体が抵抗なく対応するように。
・つながりは、馬体が常にバラバラではなく一つにまとまり、乗り手のコントロールを可能にし、馬もあらゆる回転やジャンプなどの態勢が常にある事。
・インパルジョンは、ジャンプをより上へ。
・真直性は、馬の体使いをよりバランスの取れたものに。
・コレクションは、馬のセルフキャリッジを可能にし、馬をほぼオートマチックの状態へ。
これらのような事が期待できます。
揃っていれば非常に安定した、乗りやすい馬をリングの中で相棒として頼れるようになります。

これらの要素はその馬がそもそも持っている物、と捉えてしまえばそれまでです。
しかしながら、トレーニングによって確実に改善していけるもの、していくものです。
逆にこの概念無しでは、改善どころか後退、つまり段々とその逆の方向へ馬は進むことになり、時間と共に、レベルダウン、あるいは早い時期にリタイアという結果につながるばかりではなく、あらゆる故障やケガ、健康上の問題に至るまでの可能性が出てきてしまいます。
ジャンピングの分野で不勉強な人は大勢いるようです。
ただ障害を跳びたいという希望は、跳ぶ為の概念を持っていなければ、そのただ跳びたいという希望が最悪の事故、悪夢になりかねません。
レベルの高い人だけが知っていればよい事ではなく、安全の為にもまだレベルの低い人ほど認識している必要があると思います。
ある程度のチャレンジは必要です。ですがそのチャレンジが無茶なものであれば人馬に良い結果はもたらさないでしょう。

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トレーニングスケールに関する解説、また様々な馬場運動の定義、効用、目的などといった解説はそれぞれのコンテンツを上げています。


https://erinayamabe.wixsite.com/mysite-1/blank-1

指導者、あるいはトレーナーにこれらの理解、経験、知識があってこそ次の世代を育てる
事に繋がると思います。

何よりも、安全で、前向きな障害馬術の楽しみ方が可能になることでしょう。