2019年2月17日日曜日

日本の馬業界は閉ざされている?

こんにちは。

EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング
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学習の為のコミュニティーでもある、オンラインスタディ&コーチングの中で、メンバー様から色々とお声を頂きます。日本の馬社会に対するご意見なども寄せられています。

あるメンバー様から以下の様なお声を頂戴しました。

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高額な乗れない馬を買わされてしまったという話を聞きます。
日本の馬業界は閉ざされていて、トレーナーもお山の大将というところが多いのが現状のように思います。

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詳細が分からない限り何とも言えませんが、私には上記の状況はどっちもどっちの様に感じられました。

あまり馬を良く理解していない人に、ある意味故意に騙す形で売ったのであれば、売り手の人間性を疑ってしまいますが、ひょっとすると売り手にも乗れない馬だとは思わなかった可能性もあるわけです。

一方、買い手は勉強不足で他力本願であり、信頼するべき人の選択を誤った、または技量を測り間違えたと言えます。


こういった状況がもし珍しくないのであれば、非常に残念な事ですね。


業界が閉ざされている故の問題なのか?
これは一つの大きな要素と考えられるでしょう。
しかし残念ながらこの環境が明日変わることは有りません。


たった一つの改善の道は、
個人個人がしっかりと考えて、馬の事も勉強している事だと感じます。

正しい知識を持っていれば、あるいは映像から馬はどのようにあるべきかなどを、出来る出来ないに関わらず知っていれば、その先生の技量を測ることも出来てくるでしょう。つまり、より信頼できる人を選ぶ確率を上げる事に繋がります。

生徒、顧客側が ”サービスを受ける受け身態勢” で、言われることすべて鵜呑みするだけでは、問題が起こりかねない様に感じます。

生徒、顧客がしっかり勉強し、考えをもって先生とのコミュニケーションをとるという、ごく自然で当たり前な健全な形が必要なのではないでしょうか?
生徒側がそうであれば、教える側はうっかり変な事が言えなくなっていきます。
教える側も色々と学習するようになるでしょう。

ここに ”健全な切磋琢磨する環境” が生まれます。

これが、そのクラブ全体の形となり、またクラブの枠を超えた日本全体の形になる必要があるのではないでしょうか?

一人一人が純粋に学ぶ事が大前提です!



さて、あまりまだ何もわからない時、一体どこから学べばよいのか?

私たちは本当に良い時代に生きています。
このインターネットの時代、情報は山のように手に入るわけです。

最近ではネットでの馬の売買も国境を越えて、国際的に行われています。
あるいは様々な知識を得ていくことも可能です。
私自身、例えば馬の健康上の問題などが発生すれば、かかりつけの獣医師の診断の他、ネットでの情報収集なども行い、それについて獣医師と再度相談するなどといった事をする場面も出てきます。ごく自然な、普通の動きだと思います。
獣医師も ”選ばれる獣医師” になるための知識と経験を積むことになります。


日本の良い所もたくさんありますが、この様に閉ざされた環境、閉鎖的な所はもはや改善していかなければ、国際的な流れから取り残されていくような気がしてなりません。

まずは、出来る事から!
皆さん一人一人の、”学ぶ意欲” にかかっているのではないでしょうか?


EY Equestrianオンラインスタディ&コーチング のコンテンツ内容は全て欧米からのものを日本語でかみ砕いて解説したものです。
馬術先進国での教育を日本へお届けしています。

 






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