2019年1月12日土曜日

進歩の条件

前回の記事、”オリンピックメダリストからの苦言” ですが、FBで多くの方がシェアしてくれたようです。有難うございました。

アクセス数が普段の10倍以上! びっくりしました!

多くの方から共感の声があったわけですが、ではあのメッセージから実際自分に何が出来るのか?という事を具体的に考えたり、何か行動を起こしたりする人がいるのかどうか?

”心構えを持つ” というのは一つの入り口で、あのメッセージをいつまでも思い起こせるようにすれば馬の扱い方など気配りが出来てくるかもしれません。
馬を自身の楽しみの為、あるいはスポーツの為の道具と見るのではなく、楽しむ相棒であり、スポーツ競技会においても一緒に勝負を戦ってくれる相棒という感覚になっていくと思います。


馬が一番ありがたく感じるであろう事は、乗り手が上手くフィーリングをもって乗る事が出来る事。


 乗り手がその馬を理解し乗る事が出来るか?

 毎回乗るたびにその理解度が上がっているのか?

 技術的に進歩しているのか?


これらを自問自答し、少しでも理解度の向上、進歩を感じる事が出来ればその日は大きな成果を上げたことになります。

この部分は自分の中での感触が最も正確に答えをくれるものです。”先生に褒められた”からではありません。偶然できたというパターンが有るからです。その偶然をキャッチするのが自分の中での感触です。ここの部分が敏感な人は先生に褒められる前にすでに自分の中で納得しているわけですね。


では、その探し求めている感触とは一体どのようなものなのでしょうか?

子供や若いライダーであれば、ちょっとしたチャレンジが出来るかもしれません。そのチャレンジから馬が様々な事を感覚的に教えてくれます。しかし、欧米の環境と日本での環境を比べると彼らが得られる鞍数、経験量は微々たるものです。
中年以上の人にこのチャレンジは少々リスキーですね。
さて、この部分をどうクリアーするか?

方法論として、
一つは 今の自分のレベルに適切な馬を用意することで馬から教わることです。
二つ目は,出来る限りの鞍数を積むこと。これは最低限の努力です。
三つ目は、もし自分の体が少しどんくさいと感じるのであれば馬に乗る以外にも体をフィットさせる努力。
四つ目は、学習です。


一つ目と二つ目は時間的に、あるいは経済的にやりたくても制限がかかる人が多いかと思います。
しかし、三つ目と四つ目はやる気さえあれば出来る事!!

少し体が重たいと感じるのであればジョギングするとか、体が硬いと感じるのであればちょっとしたストレッチ体操やヨガ運動をやってみるといった事です。

最後の学習ですが、非常に重要であるにもかかわらず大半の人々がおろそかにしている事!
セオリーにはすべて馬の構造学上の根拠があります。これらの知識はたとえ初心者にでも学習することが出来ます。逆に初心者ほど知るべき事。
これらは、レッスンなどで教えられることの理由を全て説明しています。

日本ではこれらの解説をする書籍や資料、あるいは雑誌などのアーティクルがあまりありません。欧米にはあふれる様にあるのですが、、、。
欧米ではプロであれアマチュアであれ、役に立ちそうな資料や記事、あるいは自分にはなかった知識を得るために、個人個人が豊富にある馬術雑誌、書籍などから情報を得ているわけです。
これらの情報や資料から知識を得ることは非常に役立つだけではなく、方向性や乗馬、馬術のとらえ方までもその根幹に気づかせてくれます。
これらを知ることで馬に乗る楽しみがより大きくなるはずです。

今日のこの記事は日本の皆さんを 学べる環境へお誘いするための記事です。

EY Equestrianオンラインスタディ&コーチングは欧米の豊富な資料や解説書などをピックアップし、日本語要約、プラス 参考映像付きでお届けしています。
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